入会特典や年会費などあらゆる要素で判断した総合ランキング!
ETCカードを選ぶポイント① 年会費をどう捉えるか
ETCカードというとクレジットカードもETCカードも年会費無料のものが注目されがちだが、年会費が有料のカードでも、セキュリティや全体のサービスを考えると十分メリットがある場合も。
年会費の高いメインカードであれば、旅行の手配や保険・各種サポートなど、補償やサービスは基本的に手厚くなる。
年払いの金額なので大きな金額と捉えがちだが、2,000円の年会費とすると月額換算で166円程度。10,000円の年会費でも月額833円程度になるのでそれほど負担ではないはず。
「旅行が多い」「ネットショッピングが多い」など、年間を通してクレジットカードをどのタイミングでどう使うかをシミュレーションするとより自分に合ったカードを選べる。
年会費の金額負担とサービス内容を比べて、付帯サービスが自分にとってどれくらいのメリットあるか、よくチェックしよう。
ETCカードを選ぶポイント② ETCでもお得に
ドライブには欠かせないETCカード。昨今では高速道路利用者のほとんどがETC利用者であることもデータで確認できる。
ETCカードには高速道路会社が提供している「ETCマイレージサービス」という割引サービスもあるが、最近ではETCカードを発行するクレジットカード会社のポイントシステムがETC利用にも適応されることがほとんどになっている。
例えばポイント高還元で有名な楽天カードの場合、通常のカード利用で1%(100円毎に1ポイント)の還元だが、ETC利用でも同じ還元が受けられる。
したがって高速道路料金が1%割引になる計算だ。
もともとETCには普及を目的としたETC割引があり、現金払いよりお得になるようになっているが、ポイント還元があればさらにプラスでお得。
毎年、帰省に高速道路を利用したり、ドライブに頻繁に行く人にとってはバカにできない金額となるのでポイントの還元率もよくチェックしよう。
ETCカードを選ぶポイント③ 保険にも注目しよう
ETCカードを選ぶ秘訣は、ETC利用でポイントやマイルが貯まったり、キャッシュバックがあったりと普段の利用でのお得さがポイント。
しかし、総合的に考えるとクレジットカードのサービスで付帯されている保険なども考慮したいところ。
旅行好きの人なら旅行傷害保険に注目するのも重要なポイント。なかには自動付帯で様々な補償が付いた保険内容もある。 カード付帯の保険で生命保険の内容の見直しや特約解除ができ、生命保険料を安くすることも可能になる。
今月のおすすめETCカード
- 楽天カード
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顧客満足度1位の人気クレジットカード。 メインカードは年会費永年無料で発行も無料。ETCカードは年会費500円(税抜)だが発行は無料。ETC年会費は楽天でプラチナ会員以上は無料。
ポイントはいつでも1%還元(100円=1ポイント)。楽天市場で2倍(2%)。
最高2,000万円の海外旅行傷害保険付帯。ネット不正あんしん制度、カード盗難保険も充実。ENEOSでポイント2倍(2%還元)。
楽天加盟店でポイント3倍(3%還元)。手数料無料でANAマイルにも交換可能。
- VISA
- MasterCard
- JCB
メインカード | 初年度:無料 2年目以降:無料 |
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ETCカード | 初年度:500円(税抜 ) 2年目以降:500円(税抜) |
発行手数料 | 無料 |
国際ブランド |
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休止手続き | 次回発送予定日の7日前までに連絡 |
審査/発行 | 約1週間 |
年会費を取るかサービスを取るか
ETCカードを選ぶ際に基準となるのがメインカードのサービス。
クレジットカード自体のサービスとしては、ポイント還元や旅行保険やショッピング保険などの保険や補償。旅行サービスやブランド独自の優待など、多種多様なサービスが用意されている。
それに加えて選択肢となるのが年会費。
クレジットカードもETCカードも年会費無料のカードもあれば、ETCカードだけ無料であったり、発行手数料だけかかるものもある。
ETCカードを選ぶ場合、年会費無料のETCカードに注目してしまうが、7 年間を通してカード利用が多かったり、高速道路利用が多い場合はクレジットカードの還元やサービスなど様々な要素を考慮して選ぶのが賢明。
例えばイオンカードやライフカードといったカードは、 クレジットカードもETCカードも年会費無料で発行も無料だが、還元を見てみるとライフカードが1,000円につき1ポイント。イオンカードが200円につき1ポイントとなっている。
これに対し楽天カードであれば還元は100円につき1ポイントとなり還元率は大幅にアップする。
しかし、楽天カードはETCカードの年会費が500円(税抜)かかる。500円(税抜)の元を取ろうとすると5万円分の利用が必要な為、ETCカードだけで考えると「そんなに使わないな」と思ってしまう。そこで、クレジットカードの利用頻度にも注目しよう。
クレジットカードで光熱費の引落しや保険、携帯料金の引落しなどをして月に10万円のカード払いがあるとする。
するとそこでの還元は
月に10万円のカード払いをするとポイント還元は…
- ライフカード:1000円=1ポイントで100円の還元
- イオンカード:200円=1ポイントで500円の還元
- 楽天カード:100円=1ポイントで1000円の還元
となる。すると楽天カードはライフカードに対して900円。イオンカードに対して500円お得になる計算となる。
この差額を年間で考えると、それぞれ10,800円、6,000円もお得になる計算だ。このように、クレジットカードのポイント還元を考慮しておかないと、取り逃すポイントもあるので気を付けよう。
もちろん、通常のカード利用の場合、「近所にイオンがあってよく買い物をする」など、ライフスタイルに合わせた特典を利用する方がメリットが大きい場合もあるので、普段の買い物やよく利用する場所でのメリットをよく考えた上でカードを選択しよう。